ヴェネツィア日和

お喋りと手仕事と〜スリーピングピロー

日本の生活楽しんでます^ ^

午前中ロッタが幼稚園へ行っている間はお家で過ごして、午後は浜辺や公園へ。
帰ってきたらみんなでお風呂を洗ってそのまま入浴(日本はみんなで入れる!)
畑の野菜でご飯を作って、ゆったりゆったり過ごしています。

田舎の夜は早くて子ども達は7時半には寝てしまうから、それから母とあーでもないこーでもないとお喋り。
お喋りしながら手仕事するのってなんて心地よい時間。
自分の中に調度いいバランスがあって、どちらかだけでは駄目なんだと思う。

昔硬筆の時間にスピーチを同時進行させていた同僚がいて意外に思ったけど、今そのよさが分かる。笑いや相槌が自然に湧いてくる。話す方も気負いがなくなるらしい。

IMG_5131.jpg


クロバーのサイトでスリーピングピローを編んでみた。
中袋(高校時代に使っていたハンカチ)にはいろんな思い出がいっぱい。
母の手できっちりアイロンのかけられたハンカチは、私を守る見えないバリアになっていたと思う。

ピローによい香りのお茶を入れて、日本の夏を楽しみます。



卒園おめでとう! 日本へ

ロッタの幼稚園も今日でおしまい。3年間お世話になったマエストラに挨拶をしてから、園の庭でお茶会をする。シスターラファエラが本土の園に異動するということで、卒業生とその父兄も大勢来ていた。この私立幼稚園の父兄の半数以上がこの園の出身で、親子3代という家も多い。
ラファエラをびっくりさせようとみんなで木の影に隠れる。ぎゅうぎゅう押し合って笑いあいながら、この3年間の出来事を思い出す。

日本の保育園の連絡帳には「ロッタちゃんには『悲しい時は泣いてもいいんだよ』と声かけしました」なんて書かれる程いい意味では我慢強く、またある意味では自分を出さない子だったのに、今は仲良しの友達とちゃんとけんかして、仲直りしてキスするまでになった。いつの間にか友達を仕切ることも覚えて、この国で逞しく育っていると感じる。
これから私たちが世界のどこで暮らしたとしても、3年間をここで過ごしたことは彼女にとって大きな自信になるだろう!


これ程楽しく通った幼稚園なのに、そして9月から通う公立小学校へはこの園から上がる子が一人もいないというのに、気持ちはもう小学校へ行っているよう。
小学校で勉強できることをとても楽しみにしていて、「いちねんせーになったら、いちねんせーになったら」と歌いながら歩く。
私も外回り船に乗る必要がなくなって、ほっとする気持ちの方が大きい。冬の霧と波は想像していた以上のものだった!


IMG_4833.jpg

最近のお気に入りはローラーブレード(6歳の誕生日プレゼント)



これから2ヶ月ほど日本で夏休みを過ごします。

この夏にしたいことは・・・
・毎日手仕事をする
・毎日畑に行く(クーラーの下にいないってこと)
・夏の夜を楽しむ!
・友達に会う(ずっと会っていない友達)
・夏の素材をまとう
・日本語教材を作る
・新年度のプランを立てる

ロッタは昨年もお世話になった幼稚園へ1ヶ月通います。
そうそう、二人ともスイミングに通う予定。ヴェネツィアの殆どの水路には柵がないので、万が一落ちても溺れないで岸に戻ってこれる泳力が必要なのです。

いっぱい美味しいものを食べて、がらがらどんのように太って帰ってこようと思います。
それでは行ってきまーす!

シュタイナー学校をつくろう

ヴェネツィアにシュタイナー学校ができるんですってと知り合いから聞き、サンドラの連絡先を教えてもらったのは先週のこと。
早速サンドラとコンタクトを取ると、彼女がうちの近所に住んでいること、学校は現時点で準備段階、この秋はとりあえず無認可園としてスタートすることが分かった。
会計グループと環境設備のグループがあって、今日は会計のミーティングがあるから来ない?あなたの話も聞きたいし!勿論子連れでOKよ!と誘われる。

いつも行く公園で待ち合わせをする。子どもを二人連れた女性に声をかけられる。私はデニー、私も今からミーティングに行くのよ、、私はローマ人とヴェネツィア人のハーフだから安心して(イタリア人は閉鎖的なヴェネツィア人を皮肉ってこういう言い方をする)。
サンドラを待ちながら、お互いどうしてここにたどり着いたのか話す。デニーはシュタイナーシューレ出身で、自分の子どもにもシュタイナー教育を受けさせたくて、ヴェネツィアから本土の学校まで通わせているけど、やはりバス通学の大変さを感じているらしい。(ヴェネツィアでは車で移動することの重さが他の街とは違う)

サンドラの家は本当に公園の真ん前だった。
ロッタはお手製のおやつを頂きながらずっと固まっているが、サンドラがビニールプールを用意してくれて、子ども達はみんなそこへ裸んぼになって入る。途中、ペットの亀もプールにやって来て、みんなすっかりうちとける。
同い年のデニーの娘とは特に気が合うらしく、音楽に合わせて一緒に踊ったり、ハエトリグサが何を食べるか実験して遊んだりする。

集まった人たちは、もともと一人で、数人の仲間でのシュタイナー教育を実践するうち、ごく最近口伝えでスイスのシュタイナー学校の教員として働いていたサンドラを知り、ここへ集まるようになったという。

今日のテーマは学校の資金づくり。
観光都市なので、観光の仕事ならいくらでもやり方はあるけれど、できれば人智学に沿って子ども達を育てていこう。自分達も学んでいこう。その為の定期的なコースと、不定期のイベント。ヴェネツィアの歴史と地理を大切にした活動。と話し合いは進む。
私自身も、子どもが育っていくにつれ、子育てや自分自身のの課題も変わっていくと感じていたところだったから、なんてありがたい機会だろう!

サンドラのご主人が作った夕飯を頂きながら、みんな相手の意見を尊重して、かつ建設的な話し合い方をするので、イタリアにいることを忘れる(笑)話を聞くのが得意な日本人の私でさえ、イタリアに住んでいると共感的に聞くということがもう難しくなっていることに気づく。

途中、子ども達がやって来ることがあったが、親達は同じように相手を尊重して接している。穏やかに、柔らかに育って欲しいと思ったら、まずは自分がお手本をみせることだ。
シュタイナーを学んでいると、実践面でもっと成果が分かりやすくて、効率的なやり方にしてもいいのではと思う時があったが、子育ての結論は今日何かをして、明日答えが出るというものではないのだろう。
シュタイナー教育で育つ子ども同士、大人同士、子どもと大人が対話する場面を見て、背中を押された一日だった。


後日つけたし、お知らせ
7月11日にラグーナツアーを実施します。セルヴォロ島でヴェネツィア料理の夕食つき。
定員は50名、要予約。ファミリーむけです。
遠方にお住まいで宿の問題がある方は、1泊20ユーロ(一人当たり)でヴェネツィアの中心地にB&Bを提供します。
興味のある方はご連絡下さい。

ヴェネツィア・ビエンナーレへ

我が家のアリッサムが開花!マリーゴールドも5つつぼみをつける。
寝巻きのままハーブに水をあげながら、お向かいさんと挨拶する。

先日から開かれているビエンナーレ展(国際現代美術展)のジャルディーニ会場へ。
ビエンナーレの場所は美術展の時期以外は開放されていて、ヴェネツィア人は地図を頼りにしなくてももっと細かいことを知っているのだ!

会場には先月から工事で入れなかったので、子ども達もアートは二の次(笑)
まずは池のオタマジャクシ達が元気にしているか、ヒノキのカラカラになった花が落ちていないかをいつもの場所に確かめに行く。
トカゲを追いかけ(逃げられる)、習字の文鎮に使うのに調度いい石を見つけてポッケに入れる。


新しいサンダルに靴擦れしたロッタ(お洒落して来たのに・・・)をおんぶしながら各国のパビリオンを回る。
それぞれ気に入ったのは、
夫はデンマーク館、売り出し中の訳アリ一軒家。
私はベルギー館、薬用植物図。
子ども達はカナダ館、4つの全く異なる視点からの映像。
私達も気持ちのよい映像をうっとり眺める。

それにしても外国人の多いこと!聞こえてくるイタリア語もよその土地のアクセントばかり。
ビエンナーレの船着場も降りるのは外国人、発つのは海へ行くヴェネツィア人だった。



ミュージアムショップで買った、ビエンナーレとは全く関係のない物。

これから体験入園でお世話になる日本の幼稚園へのお土産として、ブルーノ・ムナリの絵本「動物園」。
去年の絵本は翻訳に結構時間がかかってしまったので、今年は文が短いものを選ぶ。

IMG_4966.jpg


エコバッグ、アートで知るべき5つのこと。
ピカソはキャベツが嫌いだった。等くだらないことです。

IMG_4973.jpg


缶バッジ。スマイル、アートラヴズユー。ロッタ、リュックにつけるんだって!

IMG_4980.jpg




アルセナーレ会場は里帰りから帰ってきてから行くことにしよう。

アマゾン旅行

今週末もぐずぐずした天気。
でもカンカン照りの日より、こういう日の方が海へ行くのに適していると私は思う。家族で海へ。

水が冷たいので元気な若者だけが果敢に水の中へ入っていく。
幼稚園の友達(あんまり話したことがないお母さん。)と合流、子ども達は波打ち際で泥んこ遊び。
お弁当を食べていたら、雷が鳴り出したので、帰る支度をする。

息子が「抱っこ抱っこ」とちっとも歩きたがらないので3人で励ましながら歩く。
丸太の上だけははりきって歩く息子。ああ家の前まで丸太が伸びてくれればいいのに!



夫が子ども達をお風呂に入れている間に仮想アマゾン旅行。


3日で完成、カンタンかぎ針!―ポンチョ・ケープ・ショール・ストール・ボレロ (Asahi Original (217))3日で完成、カンタンかぎ針!―ポンチョ・ケープ・ショール・ストール・ボレロ (Asahi Original (217))
(2008/08)
不明

商品詳細を見る

3日で完成、なんて本当かな〜。
かぎ針は場所を取らなくてかばんの中にちょこんと収まるのがいい。
と、友達に話したら「棒針でも輪針にすればいいのよ。子育て中は輪針よ!」とのことです。



モチーフとエジング―モチーフ模様編み集モチーフとエジング―モチーフ模様編み集
(2008/02)
雄鶏社

商品詳細を見る

雪の結晶のようなモチーフ、美しいなあ。こうして眺めているだけだけど。




モチーフ・エジング300―かぎ針編みパターンブックモチーフ・エジング300―かぎ針編みパターンブック
(2006/09)
不明

商品詳細を見る

日本の編み物図案やクラフト(切り絵、折り紙)の本はお土産としてもとても喜ばれる。
みんな日本人の細やかな感覚と正確さを絶賛する。



ちくちく運針 刺し子の本ちくちく運針 刺し子の本
(2007/05)
雄鷄社

商品詳細を見る

器用で暮らし上手な友達が多い。去年甚平を作るのにうんうん悩んでいたら「こうすればいいのよ」と軽〜く教えてくれた。日本人としてのプライドが・・・(笑)



おんなのこのワードローブおんなのこのワードローブ
(2007/02)
月居 良子H.H.

商品詳細を見る

ヴェネツィアに住んでいて残念なのが、手頃な値段でいいなと思う子供服が見つからないこと。
ノンナの家の裏にシックで素敵な子供服屋があるけど、シャツ一枚100ユーロ〜!びっくりする値段。
日本では更に倍の値段がついているのに人気のブランドらしい。みんなお金持ちなのね。



素直でかわいい女の子の服素直でかわいい女の子の服
(2008/05)
まの あきこ

商品詳細を見る

欲しいのはシンプルだけど、子どもの可愛らしさを引き立ててくれるような服。
自分で作るしかないかしら。



オーダーメイドスカート―skirt入門オーダーメイドスカート―skirt入門
(2004/05)
水野 佳子

商品詳細を見る

若い頃は欲しい服があり過ぎて困っていたのに、今は100%納得できる、惹かれるものを見つけるのが難しい。
特に海外に住んでいるとサイズの問題もある。
もともとこの家にあった足踏みミシンの調子が悪いので、修理に出すか、新しいのを買うか。



スカート・ア・ラ・カルトスカート・ア・ラ・カルト
(2004/05)
茅木 真知子

商品詳細を見る

イタリアは洋服に関してTPOをはっきりさせる。家のお洒落、外のお洒落。
夜の外出にうっかり昼と同じ恰好で出かけて、その野暮ったさに後悔したことがある・・・



パリから届いたエプロンパリから届いたエプロン
(2003/09)
ル・トイック 博子

商品詳細を見る



夫と子ども達がダブルベッドを占領してお昼寝してしまったので、私は子供部屋で一人で休む。
夕方、グロッケンの優しい音色で目が覚めた。

「ピンポーン、アユーシャさん、日本から郵便でーす」なんてこれらの本が届けばいいのにな!




Menu

はじめまして

アユーシャ

Author:アユーシャ
学生時代、今のイタリア人の夫に出会う。
日本では公立学校で働く。
2006年春から家族でイタリアへ。

現在は本業(6歳女児、2歳男児の子育て)をメインに、ヴェネツィアに住む子ども達に日本語レッスンをしています。
ayona☆goo.mail.ne.jp

このブログではヴェネツィアでの暮らし、シュタイナーに学ぶ子育てについて綴っています。
リンクフリーです。

世界中から訪問ありがとう