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心当たりと言えば、週の初めにヴェネツィアは傘の骨が全部 折れる程の暴風雨があり、そんな中をびしょ濡れになって歩いたこと。 ロッタは風が吹いたら飛ばされそうに細くて、少食で、か弱そうに見えるけれど、 寝るとフル充電できる丈夫な子である。 熱を出すのは私の記憶では3年以上振りだ。 午前中はリンゴとかくれんぼしたり(狭い家なのに隠れる所はいっぱいあるらしい) Yさんから頂いた歌集から雨降りお月さんを歌ったり、 あらなんだか元気じゃないの!と思う。 今回は病院のお世話にならなくてもいいかな。 9月から新しい環境で毎日を過ごしてきて、 ここで一息ついて休む必要があったのかも。 こうして二人を見ていると、仲良し姉弟でも気質が全然違うなあと感じる。 リンゴは意志の塊で「洗濯物を干す!」「ズッキーネを切る!鍋に入れる!」と 全て、そう目につくもの全てのことに興味を持って参加したがる。 シャツに10個も洗濯バサミをつけ、ズッキーネをざくざく切って満面の笑み。 いつも朗らかでみんなの愛情を100%吸収してすくすく育っていると思う。 ただ私が2、3分の時間を節約しようと、ズボンをはかせるのを手伝ったり、 ささっと食器を片付けたりすると、「一人でしたかったのにーっ!」 怒りと悔しさが爆発して大変な騒ぎになってしまう。 ロッタは小さい時から私のペースに入ってくることは殆どなかったし、 自分のペースも尊重して欲しいタイプ。 「お母さん、今忙しいからこれが終わったら〜を手伝わせてね」と言うと 黙々と自分の作業に熱中する。 よくイタリア語の表現で「まるでそこにいないみたい」と言われる。 一方で宿題などは(1年生なので難しいことは一切でないけれど、) 「私はこう思うけど、マエストラは私の考えを気に入るかしら」と いつまでも考え、時に泣いたり、夜中に起き出したりすることもある。 泣く材料を探しているようにも思える。 二人は眠りにつく時の様子も正反対で、ロッタは体内に時計が入っていて 時間がくると自分からベットに入ってしまう。 大人の都合で寝る場所が見つからないと、とてもしんどそう。 リンゴは本を何冊も読んでもらいたがったり、人の肌に触れていたがったり、 「おひさまもねるの?」「ママかみのびたねえ」「ママだーき(だいすき)チュー」・・・ 話したいことを山ほど抱えて、意識の世界にしがみつく。 でも今日はロッタがお昼寝の寝たふりに協力してくれて、 リンゴが寝息を立ててから「大成功!」とむくっと起きた。 先日ブレンドしてもらったばかりのハーブティを入れ、 秘密のお菓子(きのこの山♪)を開ける。 その後少し勉強したいと言うので、チュニックを編みながら勉強をみる。 漢字(じっくり一日一字、同じやり方で繰り返すことを好むのが彼女らしい)、 なぞなぞづくり、パパとの交換日記。 算数は短長のリズムなど。 夕飯はラディッキョの親子丼、モロッコいんげんのサラダ、味噌汁、林檎の葛煮。 夕飯の後はみんなで秋の俳句カルタ。 7枚のカルタでこれだけ盛り上がるとは! ロッタの熱は37.1度、まだ微熱。 明日もお休みになるでしょう。冬の俳句カルタでも一緒に作ろうかしら。 |
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宇宙飛行士の若田さんが 「宇宙ステーションにいると、地球から送られてくる 補給物資から地球の香りがするようで、わくわくした」 「心理的サポートとして慣れ親しんだ和食の効果は非常に大きい」 とインタビューに答えていたけど、海外に住む私達にとって、 日本から届く小包はまさにそんな感じなのです! 小包の中身は、娘の日本の教科書、 パパとの交換日記であっという間になくなっていく8マスノート、 世界中どの地域でも使える星座盤、 私の周りでブームになっているクライ・ムキ、 その他読みたかった本などいろいろ。 お母さんありがとう! 毎回子ども達の本や絵本も入っている。
この本に収められている「きつつきの商売」は、教科書教材としても扱われている。 「きつつきの商売」はどの子もみんなお話に引き込まれていくのを感じた教材だった。 声に出して読んでみると、文章表現の美しさが引き立つ。 音読教材にも、読み聞かせにも、とてもよいと思う。 去年、たまたま日本語を教えているお子さんのお宅の本棚で お話の続きを発見し、教科書は抜粋されたものであることが分かった。 そして今日送られてきたこの本には、 四季折々の「森のお店やさん」のお話が入っていた。 「きつつきの商売」はその中の一つなのだ。 シンプルなコラージュの挿絵も洗練されている。 素晴らしいセレクトをしてくれた母、姉に感謝です。 ***************** 今日はチュニックの縄編みを4段編んだ。 一番楽しいところ♪ ![]() 娘はとりに色付け。 絵の具が乾かないうちに息子がベタベタ触りまくったので、 とりと息子が同じ色になっていた。 ![]() |
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ヴェネツィアは雨の一日でした。 アクアアルタ(高水)の警報こそ出なかったものの、 お昼には水位も上がって通りには渡り板がかけられ、 長靴をはいて上ったり下りたりのハードな一日でした。 せめて家ではのんびり過ごします。 午後はよく、本好きのロッタが弟に絵本を読んでくれます。
しろくまちゃんの絵本は彼女自身のお気に入りだった絵本。 2才半、家にあった絵本を1字1句耳から覚えていった時期で、 子どもの言語の爆発期というものに驚かされました。 「こぐまちゃーん!ほとっけーき、ちゅ・く・た・わよーっ!」のところを大きな声で読み、 その後息を整えてから読み出すのが可愛かったのを覚えています。 この絵本はその後、同じく日伊ハーフの友達の お気に入りの絵本となり、もらわれていきました。 生活の中からすっかり日本語が消えてしまった友達も、 この絵本だけは何度も「読んでちょうだい!」と言うのだそう。 絵本がこうやって旅立っていくのはとても嬉しいです♪ でもやっぱりリンゴにも読んであげたいなと思って、里帰り中にまた購入しました。 先日ロッタがリンゴに 「リンゴくん、しろくまちゃんは和歌山県に住んでいるのよ。 ここにこう書いてあるでしょう。」 と説明していて、それを聞いたパパが 「ノーノー、アベーテ カピートマーレ・・・こぐま社が和歌山県にあるという意味だよ。」 と真面目に話しているのを聞いてしまいました。 実話です・・・ 最近の息子のお気に入りは「たべたのだあれ」。 それはそれは得意気にみんなに読んでくれます。 この絵本は日本からイタリアへ引っ越しの時に一番の仲良しの同僚で ママ友でもあった友人からもらったもので、 それが今でも我が家のリビングで大切に読まれていることが嬉しい。
「なんで(分かったか)って聞いてー。」 「だーって、おめめがぶどうになっちゃったでしょう。」 こんなことも分からないの、困ったねえ、という表情で それぞれのページに息子なりの解説が入ります。 日本では梅雨の時期に読んでいた絵本、 イタリアでは雨が多くなるこの時期によく読みます。 ![]() 仲良しの姉弟が雨の日にお出かけする様子が描かれた字のない絵本です。 母親がお出かけから帰ってきた子ども達の為にお風呂を沸かし、 お風呂上りにお茶とクッキーを用意するシーンが とても、とてもよいのです。。 雨の日もいいな、こんな風に仲良しの姉弟っていいな、 こんなママでいたいなと思える素敵な絵本です。 |
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